Friday, December 20, 2013

カメラマン渾身の作品が一堂に。JRPA写真展が1月に開催



カメラマン渾身の作品が一堂に。JRPA写真展が1月に開催
 国内外のモータースポーツを撮影するプロカメラマンの協会、日本レース写真家協会(JRPA)による写真展『COMPETITION』が、六本木のAXISビルで来年1月18日(土)~28日(火)の日程で開催される。

 この写真展では、JRPA所属のカメラマンが2013年シーズンに撮影した写真の中から、特に思い入れのある“最も印象に残った”作品を展示。モータースポーツの魅力が詰まった様々な作品が展示される。

 期間中には、ドライバーや、JRPA所属のカメラマンによるトークショーなども予定されているということで、モータースポーツファンならばこちらもぜひチェックしておきたいところ。トークショーなどの詳細に関しては、JRPAの公式サイト(http://www.jrpa.org/)で随時更新されていくということだ。

 会場は六本木AXISビルの地下1階『SYMPOSIA』となっており、オープン時間は各日とも11時~21時の予定。入場無料となっているので、興味のある方はぜひ足を運んでみては?

■開催概要
・名称
2014 日本レース写真家協会展 Competition
・日程
2014年1月18日(土)~1月28日(火)
11:00 ~ 21:00
・入場料
無料
・会場
SYMPOSIA AXIS GALLERY
(東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル地下1階)

マクラーレン会長、2015年アロンソ復帰を容認



マクラーレン会長、2015年アロンソ復帰を容認
2015年にフェラーリからマクラーレンに戻るかもしれないアロンソ。
マクラーレンのロン・デニス会長は、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)のマクラーレン復帰に反対するつもりはないとの考えを示した。

マクラーレンは、ホンダのエンジンを搭載して再出発する2015年以降の新時代を見据え、チーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュがアロンソの復帰を公に熱望していた。

しかし、デニスがまだピットウォールで指揮を執っていた2007年、当時最年少で2年連続F1王者に輝いたアロンソが鳴り物入りでマクラーレンに加入したものの、両者は激しく衝突。当時のチームメートでマクラーレンの秘蔵っ子と言われた新人ルイス・ハミルトン(現メルセデスAMG)との激しいライバル関係も生じ、わずか1シーズンにしてアロンソはマクラーレンを去った。

今シーズンのアロンソは、フェラーリに対して不満を抱いているように見受けられ、さらには、フェラーリがアロンソの意思に反してキミ・ライコネン(ロータス)と2014年のドライバー契約を結んだと報じられている。これにより、アロンソが2015年以降を見据えて新たなチームを探している可能性は十分にありうる。

デニスは現在、F1に関する権限は有していないものの、マクラーレングループの会長を務めている。『BBC』からアロンソについてたずねられると、「どのチームもレースに勝つことを一番の目標に掲げているということをみなさんは認識すべきだ」とデニスは答えた。

「勝利を望むチームがレースに勝利するにあたり、いかなる困難が待ち受けようとも、それを解決しなければならない。たとえそれがエンジニア関連や財政面もしくは人的問題であってもだ。絶対に不可能などない」とデニスは力強く語った。

スーパーフォーミュラ富士テスト…雪と雨に見舞われつつも、来季型SF14の開発が進む



スーパーフォーミュラ富士テスト…雪と雨に見舞われつつも、来季型SF14の開発が進む
SF14のトヨタエンジン搭載車はカーナンバー00。
18~19日、富士スピードウェイで全日本選手権スーパーフォーミュラの第6回新型車両開発テストが実施された。来季から採用されるダラーラ製シャシー「SF14」とトヨタ及びホンダの新型2リッター直噴直4ターボエンジンの開発は、いよいよ実戦域の仕上げに入ってきている。

初日が雪まじり、2日目も雨という生憎のコンディションとなったなか、年内最後のSF14開発テストを担当したドライバーは中嶋一貴、ジェームス・ロシター(以上トヨタエンジン車)、山本尚貴、中嶋大祐(以上ホンダエンジン車)。7月の初テストから5カ月を経過し、SF14と新エンジンの開発は両陣営とも「80%以上」「8~9割」と言えるレベルまで到達した模様だ。

タイムや最高速の面ではトヨタ先行の状況が続いているが、ホンダの佐伯昌浩エンジニアは「自分たちのメニューを淡々とこなしていますので、タイムと相手(トヨタ)は気になりません」とキッパリ。やはり実際の戦力比較は各チームに新型車が行き渡ってから実戦モードのテストが始まらないと、なんとも言えないようである。一方のトヨタは「今回は雨なので、ドライバビリティ中心のメニューでテストを進めました」(佐藤真之介エンジニア)とのこと。タイム面でリードしていることについては、佐藤エンジニア、冗談まじりに「あちら(ホンダ)は三味線引いているんじゃないですか?(笑)」とも(三味線引く=レース用語で「本気を出さない」)。

タイム的には、初日朝のドライの時間帯にロシターがマークした1分24秒252が今回のSF14最速。今季型SF13(旧名:FN09)で並行実施されていたルーキーテストの最速が1分23秒837であり、一概には比較できないが、SF14がすでに先代同等レベル以上の速さに到達していることは間違いない状況だ。

いくつかのチームにはSF14のデリバリーもすでに開始されているようで、これまではトヨタ、ホンダ1台ずつだった開発テストが、いよいよ来年2月18~19日に予定されている2014年第1回公式合同テスト(富士)から、本格的実戦モードに進むこととなる。

ハンター-レイ、王者ディクソンがカーナンバー1を使用することを希望



ハンター-レイ、王者ディクソンがカーナンバー1を使用することを希望
2013年にカーナンバー1を使用したライアン・ハンター-レイ。28を取り込むようにデザインされている。
 IZODインディカー・シリーズの2012年チャンピオンであるライアン・ハンター-レイは、今年チャンピオンを獲得したスコット・ディクソンに2014年のカーナンバーを1に変更してほしいと願っている。

 2012年の最終戦、逆転でチャンピオンに輝いたハンター-レイは、翌年の2013年にチームや本人自身にとっても大事なカーナンバー28ではなく、王者の証カーナンバー1を使用して参戦していた。

 ハンター-レイの前にカーナンバー1を使用したのは、2006年のインディ500でのマイケル・アンドレッティ。2005年にチャンピオンを獲ったダン・ウェルドンがチップ・ガナッシに移籍したため、チャンピオンナンバーを使用してインディ500に挑んでいる。前年のチャンピオンが最後にカーンバー1を使用しフル参戦したのは、2004年のディクソンが最後だ。

「チャンピオンは、ナンバー1を使うべきだよ」とハンター-レイ。

「何年も何年もインディカーの一部だったものなんだ。チームはその伝統を尊重するべきだと思う。チームやドライバーは、そのナンバー1を与えられたんだから、それを使って走らなければならないよ」

「カーナンバー28に戻るのは楽しみだね。なぜなら、これは僕のナンバーだからさ!」

 2004年にカーナンバー1を付けて参戦したディクソンは、その年の選手権を10位で終わり、「恐ろしいシーズンだった」と振り返っており、2008年に王者を獲得した翌年はカーナンバー9で参戦している。

「チームオーナーのチップ(ガナッシ)は、違う番号を使用するのを好んでいるよ。でも、ダリオ(フランキッティ)と僕は、カーナンバー1を使わなかったんだ。僕たちがナンバー9で戦った歴史は濃いものだし、それから離れたくはないよ。でも、ナンバー1を使う決定がされたら、僕はOKだよ」とディクソンは語っている。

スーパーフォーミュラ富士開発/ルーキーテスト:2日目はSF14がトップタイムをマーク



スーパーフォーミュラ富士開発/ルーキーテスト:2日目はSF14がトップタイムをマーク
SF14トヨタ開発車をドライブした中嶋一貴
 全日本選手権スーパーフォーミュラの第6回新型車両開発テスト兼ルーキーテストは、19日に2日目(最終日)を迎え、午前はジェームス・ロシター、午後は中嶋一貴と、いずれもSF14トヨタ開発車がトップタイムをマークした。

 この日の富士スピードウェイの天候は雨。とはいえ午前中は空も明るめで、雨量も時間帯による変化こそあれ、終日、豪雨とまで呼べるレベルには至らなかった。最悪の場合は積雪の可能性も懸念されていただけに、ドライタイヤの出番こそなかったものの、天候には恵まれたと言ってもいいくらいの状況で、KCMGでの中山雄一の走行を見守るなどしていた関谷正徳氏も「充分、充分。いい練習だよ」と午前のセッション前に語っていた。

 SF14で走行に臨んだのはトヨタ開発車がロシター(午前)と一貴(午後)で、ホンダ開発車が山本尚貴。SF13で走行したのはナレイン・カーティケヤン、陣川雄大、ベルトラン・バゲット、中山、小泉洋史の5名で、カーティケヤンはKYGNUS SUNOCO Team LeMansの7号車、陣川はNAKAJIMA RACINGの31号車、バゲットは同32号車をそれぞれ走らせ、中山と小泉はKCMGの18号車をシェアするかたちで臨んだ。なお、カーティケヤンはフライトの関係で午前のみで走行を切り上げている。

 午前のセッションは目立ったアクシデントなく進んだが、開始から1時間50分以上を経過したセッション終了間際に、小泉が1コーナー~コカコーラコーナー間でスピンしたらしく、マシンストップ。この回収作業のために赤旗が掲示され、そのままセッション終了となった。このセッションは特に前半で連続周回に取り組むマシンが多かったように感じられたが、最終的にトップタイムをマークしたのはSF14トヨタのロシターで1分36秒579。SF14ホンダの山本は1分39秒219で、この2台の間に小泉以外のSF13勢のベストタイムが挟まる格好となった。SF13のトップは中山の1分37秒732。

 午後は雨が強まる傾向で、後半には霧が降りてくる雰囲気もあったが、車両ストップによる赤旗が複数回出た以外は午前同様、セッションはほぼ順調に推移。トップタイムはSF14トヨタの一貴で1分37秒711。SF13勢のトップは中山の1分38秒518、SF14ホンダの山本は1分40秒270がベストで出走5台・計6人中の5番手だった。

 午前と午後のセッション間にはトヨタとホンダの両陣営のエンジニアとドライバーが囲み取材に対応し、トヨタの新エンジン開発チームの佐藤真之介エンジニアは「雨なのでエンジンのドライバビリティに重点を置いて両ドライバーに評価してもらっています。もちろんレースでの混戦状態における使い方は試せていませんが、概ね、レースができるレベルまで仕上げられたと思います」と語り、一貴とロシターもそれを裏付ける旨を語っている。

 エンジンの仕上がりに関して佐藤エンジニアは「80%くらい。性能に関してはほぼ狙っていたところにいるのかなと思います」と話し、「信頼性もある程度(以上のレベルが)得られていますが、あとは今後、各チームにデリバリーされてから、いわゆる量産不具合みたいなものが出る可能性はなくもないので、もう一度データを洗い直しもっとクオリティを上げていきたいと思っています」と続けた。

 一方のホンダも、プロジェクトリーダー代行を務める佐伯昌浩エンジニアが「乗るドライバーごとに要望が変わってきたりしているので、そのあたりのチューニングをどんどん進めています。それと、レース実戦でエンジンメンテナンスを担当するM-TECさんへの引き継ぎ作業にも重点を置いています」と話すなど、やはり開発が実戦レベルへと入ってきていることをうかがわせた。